特定の何かと結びついていない

レイキは「これこれ、これから来ているエネルギー」ではなくて、特定の何かと結びついていません。
　
特定の神様とか、天使とか、鞍馬山とか、あるいは肇祖の臼井先生とか、そういったものと結びついているわけではないです。何かと結びつけているレイキの説明は、それは全部誤りです。何か特定のものと結びついていないのがレイキの本質なのです。
　
客観的に言えることは、生き物に共通の生きていくうえで必要なエネルギーということです。レイキのことを知らなくても、誰の身体にも多かれ少なかれ流れています。そして動物、植物、昆虫、ぜんぶ共通です。
　
それを、宇宙エネルギーと表現するのは、間違いではないですが、むしろ実態を分かりにくくするかもしれません。欧米では、Universal Life Force つまり 普遍的な生命エネギー と説明されることが多いですが、それはかなり実体に近いかもしれません。（Star Warsに出てくるForceとは全く違います(笑)）
　
怪しいものではないですが、とても不思議なものです。不思議な力を持ったものです。だから、「靈」氣なんですね。霊水、霊峰、霊光などと同じような漢字の使い方です。

スピリチュアルでなくてもいいし、スピリチュアルであってもいい

レイキは、スピリチュアルであってもいいし、スピリチュアルでなくても良いのです。
　
レイキは皆さんの身体を無意識で流れているエネルギーです。レイキ自体には、相手のここを治そうとか、相手のここを変えようとか、具体的な意図はありません。
　
どのように使うか、どのように考えるかは、全く自由と言えます。その時に身体が必要な形で、使われてきます。
　
身体で悪い部分があって、身体がそれを治そうとしていれば、その部分の自己治癒力をアップするためにレイキが使われていき、病気が治りやすくなります。
　
メンタルにつらければ、それを楽にするために使われていきます。身体は、もともとレイキのエネルギーをその時々で必要な形で利用するように出来ているのです。
　
"スピリチュアル"の意味はいろいろありますが、天使、光、波動、神、守護霊、アセンション、過去生等など、一般の人から見ると「怪しい」ということをやってい人がレイキを併用している場合があります。
 
元々の戦前の日本の霊気は、そうった"スピリチュアル"とはほとんど関係がありません。欧米に霊気が伝わったときに、そういった"スピリチュアル"なことをやっている人達が積極的にレイキを取り入れていったということだけであって、レイキそのものは"スピリチュアル"である必要は全然ないのです。
　
もちろん、レイキを使っていくと、精神性が徐々に向上していきます。そういう意味の健全なスピリチュアルとはつながりがありますが、怪しい"スピリチュアル"との結びつきは必須ではないのです。

非科学的ということではない

レイキのように手を当てて不調や病気を治すというのは、非科学的と言うことではないのです。単に、現在の科学では理解できない現象だということに過ぎません。
　
現代人は、科学で全てが理解できると考えている人が多いのですが、実際は科学で理解できないことは山ほどあります。最先端の科学研究をしていると、むしろ科学では理解できないことの方が多いくらいです。そういったものは、非科学的ではなくて、今の科学では理解できないと言うことに過ぎません。
　
科学的に理解できないから実証できないわけではありません。症例というのは無数にあります。レイキは実際に使って、皆さん実感しています。今まで直接的には3,000人近い人にレイキを教えてきましたが、程度の差はあれ皆さんレイキの効果を実感しています。
　
もちろん、これは医学研究でやるような、たとえばブラインドテストとか、コントロールサンプルとか、そういった「客観的」な手法ではないですが、非常に沢山の人が長期に渡って実感しているのなら、それは間違いないものです。流行ではなくて、レイキ人口は常に増加しています。使っている人の数と継続して使ってもらっている時間が、レイキの証明となっていると思います。
 　
科学的には理解できないけれど、多数の人の長い期間の経験で、レイキは実際に効果があると明言することが出来ます。

誰でも生まれつき持っている体の機能

レイキは、誰でも生まれつき持っている体の生理的な機能なんです。レイキを全く知らない人でも、レイキは勝手に手から出ています。私達の身体は、不調を治す術(すべ)を持って、生まれてきているのです。
　
ところが、霊気が西洋に広まったときに、聖書文化が浸透している欧米では、そういう考えは受け入れがたいのです。聖書では、すべての人は原罪を負って産まれていて、救済されなければならない存在です（もともとの原始キリスト教は少し違うようです）。なので、誰でもそんな素晴らしい力を元々持って生まれてきているという考えが受け入れにくいようです。 
　
ですから、西洋ではアチューメントを受けないと使えないと考えたり、レイキを使うときに、わざわざ「つながる」という儀式をしたり、「汚れている身体」を「浄化」したり、なんだかんだと怪しげな(笑)儀式をしないと、レイキが始められないと教えるスクールが多いのです。これが、一般の人から見ると怪しさに見える時があります。
　
でも、そもそもレイキを全く知らない人でも、レイキは無意識で出ていますから、そういった準備は本来一切不要なんです。そのまま、パッと手を当てればスタートできます。そして、レイキが流れはじめれば、身体は中から状態が良くなっていきますから、浄化も一切不要です。
　

目に見えないものは沢山あります

この世の中に目に見えないけれど、実在しているものは沢山あります(^^)
　　
小さいから見えないものは沢山あります。今流行っているインフルエンザのようなウイルス、それに菌。もちろん、１個１個の分子や原子も小さくて見えません。
　
そうではなくて本質的に見えないもの。それは電気や磁気など。電気や磁気はそれが作用する物質の動きとして見えますが、電気や磁気そのものは見えません。あっ、重力も直接は見えませんね。
　
そして、ニュートリノなどの素粒子。ニュートリノは他の物質との相互作用が弱いので、毎日沢山降ってきているのですが、私達の身体や地球自体をどんどんすり抜けていきます。
　
そして、究極的に見えないもは、宇宙の暗黒物質と呼ばれているものです。今日では、宇宙というのは私達が見ることの出来る普通の物質はたったの２割で、残りの８割はこのわけの分からない暗黒物質で出来ている、と言うことが分かっています。この暗黒物質は私達の世界とは重力だけで相互作用します。（このほかに暗黒エネルギーと呼ばれているものがありますがこれは"物質"とは違います）
　
レイキも目に見えないのですが、こういったものよりはズッと分かりやすい。なぜなら、手を当ててレイキを使うと、相手の身体に変化が起きるからです。誰でも簡単に実験できます。道具も準備もいりません。目の前でリアルタイムに効果や変化が分かります。レイキが分かりにくいのは、物理的な測定器と作用しないからです。レイキは生き物だけに反応が起こります。なので、数値的にレイキを測定することは難しいのです。でも、生き物に使えばその作用が分かります。
　
目に見えなくても客観的に存在するものは沢山あるのです。レイキはその一つに過ぎません。

怪しいものではありません(笑)

以前よりは少なくなってきましたが、まだまだレイキのことを誤解している人はいますし、ネットでは誤った情報を発信しているところもあります。
　
正しい活動、正しい情報を発信していって、そういったものを徐々に修正していきましょう！
　
レイキの誤解をたまに取り上げて解説していこうと思います。
　
「レイキは怪しい人達がやっている？」
確かに、怪しいレイキもあります(笑)。しかし、その人達のやっているのはレイキではなくて、なにか妙なエネルギーの入ったヒーリングです。
　
レイキは自然体にして無意識で出る、意図のないエネルギーなので、正しく手を当てていれば、怪しくなることは絶対にないのです、絶対にです！
　
日本で戦前に霊気が使われていたときには、国の大臣(苫米地儀三氏)や海軍の中将、少将、大佐など非常に社会的な地位の高い人、教育水準の高い人達が主流となって実践されていました。怪しい宗教的なものとは無縁だったのです。
　
ところが、霊気が西洋に渡って、欧米化されて、「レイキ」になったときに、いろいろな奇妙な考え方、技法、手法が取り入れられて、一般の人が怪しいと感じるケースが出てきてしまったのです。

次回以降で、もう少し具体的に説明していきますね(^^)

粘膜が丈夫になる

先日のオープンディで報告してくれた方がいましたが、最近雨が全然降らないで乾燥しているので、鼻の粘膜がヒリヒリして違和感があるのに、レイキを使ったら楽になったということでした。
　
レイキを使うと、一般的に粘膜の分泌が活性化するようです。これは、目、鼻、喉に作用します。
　
ですから、レイキを使っていくとカゼも引きにくくなります。僕の場合は、レイキを使うようになったこの１５年間で、熱が出て仕事が出来なくなったのは２回だけです。もしも、免疫力はあるほうですが、レイキのおかげで粘膜が保てているというのもあるかもしれません。