レイキをするのに儀式は不要 その2 オーラ浄化
オーラ浄化と言う概念は、もともとのレイキにはなくて、スピリチュアルなヒーリングから来ているようです。レイキが欧米で広がるときに、それまで行われていたスピリチュアルなヒーリングは、ヒーラーが疲弊してしまうなどの問題があって、それでレイキの有用性が即認識されて広まったのですが、当時スピリチュアルなヒーリングをしていた人が使っていた技法が、その時に移入されたようです。
「オーラ浄化しないといけない」という発想の根本には「普段の私達はエネルギー的に汚れている」という暗黙の認識が横たわっています。これはレイキの基本思想とは相反します。レイキが良く流れている人は「エネルギー的に汚れている」わけではありません。
そして、そもそも受け手の人のエネルギーが良くない状態でも、相手にレイキを流せば、相手のオーラの状態は内部から自然に改善されていきます。ですから、オーラ表面をちょこっと浄化する程度のことは、やってみても実際的な効果というか、作用は、レイキをしてしまえば無いも同然になります。
逆に言えば、レイキのセッションをして、中からオーラが改善していかないのでしたら、そのセッションはおかしい、ということになります。なので、ちゃんとしたレイキセッションをするのであれば、オーラ浄化はそもそも必要ないのです。
ただ、オーラ浄化という行為は「なんとなくヒーラーっぽい」ので、ヒーラーっぽいことがしたいという場合は「格好がつく」というのはありますね。使いたい人はどんどん使えば良いと思いますが、これをレイキを始める際に必須にすることは大きな誤りです。