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レイキマスター仁科まさきが徒然に語っていきます

ロボットと人間の違い その2

これ皆さんはほとんど意識しないし
話題になることがないのですが

ロボットと人間、ロボットと生物で決定的に違うことは、生命はDNA情報を持った多くの細胞で出来ているので「部分が全体を知っている」ということです。
 

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「部分が全体を知っている」これ考え見るともの凄いことなんです。今のところ、この宇宙で「部分が全体を知っている」というシステムは存在しないです (実は知らないだけで、宇宙そのものもそうなっていたりして・・)
 
ロボットは、人間のように身体のいろいろな部分で出来上がっていますが、一つ一つの部分は、他の部分の情報を持ち合わせていません。脳に相当するCPUが全体を把握しているだけです。こういう「部分しか全体を知らない」システムは、全てをCPUが制御しないといけないので、融通が利きませんし、バランスを取るとか、調整するということが苦手です。実際に生物のように、身体の各部分が超~複雑で、多彩、多義なことをする場合は、こういう集中管理方式では破綻してしまいます。
 
実際に、解剖生理を勉強すると分かりますが、身体の各部分というのは、お互いのことをしっかりと理解しながら、動いているのが分かります。ホルモンなんかそうですね。ホルモンを分泌する器官と、それを受け取って実行する組織が別の箇所にあるけど、お互いにその特定のホルモン物質を利用して通信するわけで、これは部分が全体のことを把握していないと出来ることではないです。
 
あなたがもしエンジニアで、人間のようなシステムを構築するとなったら、いまのロボット的なやり方ではすぐに破綻してしまうことは理解出来るはずです。そして、もっとローカルに物事を処理して、それが全体の機能としてうまく組み込まれていくのは、部分が全体を知っていないとだめだと気が付くのは難しくないでしょう。

今までは、まだ人間が人工的に作ったシステムで「部分が全体を知っている」というものは存在しません。それが出来て初めて、人口生命が出来るのだと思います。

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